
プロフィール
氏名 | 中野 郁子(Ikuko NAKANO) |
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職業 | Life Gallery 花 オーナー |
経歴 |
大分生まれ大分育ち。 留学がキッカケで、アメリカのシアトルに移り住む。同時期に『マクロビオティック』と出会い、その頃から食事を切り替える。 シアトルでは銀行等で、オフィスマネージャーとして日本政府の日本語補習学校の運営に携わる。 2009年4月に大分に帰郷し、6月に『Life Gallery 花』をオープン。 大分市城崎で本格的な『マクロビオティック』の提供と、素敵な作家さんとコラボのイベントを随時開催している『Life Gallery 花』のオーナー。 |
中野さんはじめまして!本日はよろしくお願いします。
早速ですが、中野さんの『hassh.in』を教えていただけますか?
私はお店で『マクロビオティック』を提供しています。
ご存知じゃない方も多いと思うのですが、俗にいう『マクロビ』というのは、『玄米菜食』という意味で、最近では日本でも知られている方が多いと思います。

『Life Gallery 花』のお食事はランチをお出ししています。玄米に、お味噌汁、ひじき、きんぴら、切り干し大根、そして旬のお野菜が中心です。
煮物などは調理の中でお砂糖は一切使わず、動物性のものも使用しません。
揚げ物等もありますが『大豆唐揚げ』といって、本物のお肉の様な大豆で作った唐揚げを提供しています。
スイーツも毎日作っていますが、同様にバター、卵、お砂糖は使用しないんです。
説明だけだと『甘み』が無いように感じますが、元々お野菜や果物の持つ”甘み”や”苦味”ってありますよね?
それを最大限に活かすお料理方法が『マクロビオティック』なんです。

・玄米がカラダに良いとは聞きますが、砂糖や動物性の物を一切使わないって、すごい徹底ぶりですね!そこまでされるキッカケって何だったんですか?
私がこういう場所を作りたかったのは、カフェとかレストラン業をしたかったわけではないんです。
実は『マクロビオティック(玄米菜食)』を私が始めた理由は病気がきっかけだったんですね。

ある時に雑誌を見て、『体調を健全にするマクロビオティック食』という記事があったんです。それがアメリカのボストンでの取材だったので「外国の新しい食事法かな?」と思って読んでいたら、そのメニューが、『玄米ご飯・お味噌汁・常備菜(切り干し、ひじき、きんぴら)・お野菜だったんです。

「これって日本の伝統食だ。これで体調が整えれるなら、コレを極めてみよう!」となり、それ以来『マクロビオティック』を続けています。
なのでココは『私の体験をシェアしたい場所。』ですね。「これがいいから!」という押し付けではなく、自然と見つけてもらう『マクロビオティック』に出会える、玄関口になれたらいいなと思います。
日本の伝統食が、アメリカへ渡って健康的に過ごせると話題をよんでいたんですね!
『マクロビオティック』をされる前は何をされていたんですか?
アメリカのシアトルへ留学して、体調が悪くなったのがキッカケで帰国しました。
日本にいる時に『マクロビオティック』との出会いがあって、『これだ!』となってからは、またアメリカに戻ったんです。それからは20年間『マクロビオティック』を続けながら、シアトルで銀行や日本政府の日本語補習学校の運営に携わる仕事をしていました。その後、日本に戻ってきたのが5年前で、今に至ります。
『マクロビオティック』という食生活の出会いが、私にとって人生のターニングポイントでしたね。
アメリカはオーガニックについて徹底しているので、その部分でもアメリカはすごく『マクロビオティック』に適した土地でした。

アメリカでキャリアウーマンって素敵です!中野さんが取り組まれる中で、楽しいことについて教えてもらえますか?
お店では従業員はかかえず、全て一人でしています。
朝から仕込みやスイーツ作りをして、接客をしながらとなると、どうしても『マクロビオティック』の説明が出来ない方もいらっしゃるんです。
『マクロビオティック』は素材だけが違うわけではなく、切り方、混ぜ方、玄米の洗い方まで、調理法にこだわりがあるのですが、「私だけの自己満足じゃないか?」と、ふと思ったりもするんです。
そんな時に「このお店に出会えたので、私は助けてもらいました。」という、お言葉をくださるお客様がいらしたりして、その言葉で「私の方向性は間違ってなかったんだ。」と感じます。

もちろん常連の皆様も来てくださるし、心の中で思ってくださってると思うんですけど、改めて声をかけていただくと心から嬉しいですね。
非常に嬉しい出来事ですね。やりがいを取り戻せるというか、頑張れますよね!そんな中野さんの目標や夢を教えてもらえますか?
『夢』というのは今まさに考えている所です。
『マクロビオティック』を伝える事は変わらないですが、今のカフェ形式と違う発信の方法もあると思っています。

やりたい事がたくさんあっても、どうしても人って一人だと限界があるじゃないですか?
以前『花フェス』というのを、3回位お店で実施したのですが、作家さんや仲間が居ると、「私って一人じゃないし、いろんなことが出来るな。」と、思いました。
その辺はまだはっきりしていませんが、決まったらすぐに行動するので、お楽しみに。(笑)
最後に中野さんの頑張れる原動力を教えていただけますか?

生かされていることにすごく感謝することですね。
人間はどうしても『寿命』がありますし、今しか出来ないことってあると思うんです。
「生きてる以上、自分には使命があるはずだ。」と思うと、めげそうになった時も気持ちが楽になります。
毎日思うわけではないのですが「私は一人で生きてるんじゃないな。」と、日々感じます。
やっぱりそれが原動力ですね。
中野さんに、実は前回取材させて頂いた林さんから質問を預かっていますので、お答えください!
—Q.林さん:「今の季節のオススメのお料理はなんですか?」

—A.中野さん:「今の季節は、お豆類が旬ですから『スナップえんどう』かな?
卵を使わない豆乳で出来たマヨネーズで作る『スナップえんどうの豆乳マヨネーズ和え』ですね。旬ですし、オススメですよ。」
オーガニックに関しては本場のアメリカで『マクロビオティック』を徹底して実践・勉強し、大分に帰ってきた後も「Life Gallery 花」から、『マクロビオティック』を発信し続ける中野 郁子さんでした!
Life Gallery 花
住所 | 〒870-0045 大分県大分市城崎町2丁目2-12 P&Cビル 2F |
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Tel | 097-573-7711 |
Fax | 097-573-7711 |
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