プロフィール
氏名 | 渡部 宏(Hiroshi WATANABE ) |
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職業 | 株式会社イレクション 代表取締役/クリエイティブディレクター |
経歴 |
大分県に生まれる。小学校五年生の頃から洋服の魅力に目覚める。 予備校時代、本格的に洋服の世界に入ることを決心する。商売を学ぶために四年制大学の経済学部に入学。 アパレル会社に入り2年目からブランドをまかされる。 2004年、株式会社イレクションを設立。 |
よろしくお願いします!!
早速、渡部さんの『hassh.in』について教えていただけますか?
クリエイティブディレクターという仕事でハッシンしています。クリエイティブディレクターの仕事はプロジェクト全体をビジネス、クリエイティブ両面からデザインする仕事で、さらに細かく形をデザインするのがデザイナー、販売するのがセールス。それをPRしていくのが広報。クリエイティブディレクターを中心に色んなプロが集まってそれがチームになります。そのチームの旗を振る役がクリエイティブディレクターです。
自社でやってることは大きく分けて3つあります。1つは『ACID GALLERY』というお店の企画運営。もう1つはLyserg(リゼルグ)というオリジナルブランドの製造卸販売。それともう1つは他ブランドの企画、デザイン等もやっています。もともとデザイン会社だったのでアパレルを中心に、他会社のブランドをブランディングしたりデザインしたりしてました。もとはそれがメインだったんです。
ACID GALLERYさんの店舗イメージも様々なアーティストさんを集めている印象が強いです。
これにはどういった背景があるのでしょうか?
大分(Discover BY ACID GALLERY)と渋谷(ACID GALLERY TOKYO)の店舗でコンセプトを少し変えてます。ファッション、アートを切り口にお客様にわくわくし、ドキドキしてもらうのは変わりませんが、渋谷はアーティストさんと組んで『未来を作る実験室を作ろう』っていうテーマになってます。アートの文脈でファッションと合体させたらお互いの新しいデザインやクリエイションが見えるんじゃないか、ファッションのマーケットという舞台からお互いで違う未来を作ろうっていうテーマにしています。大分は町の方々と『観光案内所を作ろう』っていうのがテーマです。大分の色々な方といろんなものつくりを、していきながら、大分の今を発信していく事をテーマにしています。いろんな人の力を借りて、お客様の期待を越すようなお店を作っていきたいです。ですので、渋谷ではアーティストさんの力を借りて、大分では町の方々の力を借りて新たなものを作る。そういう背景があります。
今回『hassh.in』も『Discover BY ACID GALLERY』とコラボレーションということでwebと連動した展示を展開していきます。
この展示の見どころとは何でしょうか?
Discover BY ACID GALLERYでは大分のファッションやアート、デザインを切り口にして、大分の面白いヒト、モノ、コトを紹介していきます。そのなかで、大分の面白い人を紹介しているhassh.inさんがインタビューした方々の最近の活動をリアルに店頭で見れる展示をしていきます。ウェブとリアル店舗の連動した展示になっているのが見どころです。
仕事をする上で渡部さんが重要にしていることは何でしょうか?
色んな種類の仕事があるんですけど結局は、“いかにお客様の期待を越すか”そして“いかにワクワクしてもらうか”っていうとこを僕らの仕事では一番重要にしています。なので、ACID GALLERYは『ディズニーランドへ行く代わりに来てもらえるような店』を作りたいんです。ディズニーランドって誰が行ってもわくわくするでしょ?普段付けないような人がミッキーの耳つけたりするって、すごい!(笑)。でもあのワクワク感ってすごいと思います。多分お客様の期待を越したり良い意味で裏切ったりしていくと、ワクワクするんです。仕事ではそういうことをやりたいなと思っています。
これまでお仕事してきたなかで嬉しかったエピソードってありますか?
そうですねお客様がお店に来てくれて、すごい喜んでもらってるときは毎回嬉しいです。そういうお客様の「うわあ超かわいい!!」って言葉とかもすごく嬉しいです。お店や仕事の種類が違う、そんな劇的なエピソードはないですけど日々楽しいです。
大学では経済学部に通われたそうですがどうしてファッションの世界に入ったのでしょうか。
もともと洋服がすごく好きでした。元をたどれば小学校の時におしゃれな洋服を来てモテたいって思ったのがきっかけですね(笑)。高校では制服を超改造してシルエットを勝手に変えてました。人が作ったままのズボンをはくのはダサイっていう、わけの分からない感覚になってましたね(笑)。予備校に通っていた頃はまだ洋服の道に進むことは考えていなかったんです。もともと弁護士になりたくて、「弁護士になってお金持ちになったらポール・スミスの服が買える!!」って思ってて(笑)。ただ予備校の夏休みのあるとき、「ポール・スミスの洋服着るより自分でスーツ作った方がかっこいいな!!」って思いついて。ひとまず大学の経済学部に進んだものの、洋服を作ったり、洋服の販売のアルバイトばっかりしてました。レディースのアパレルの会社に入って二年目からブランドをやらせてもらってそこで勉強をしましたね。
これからの渡部さんの目標ってありますか?
僕らの場合元々デザイン会社なんで、目標としては会社にドンドン面白い人たちが集まって、『こういうことやりたいんです!!』って言ってきてそれが広がっていくような会社にしたいです。いろんな業種の面白い人達と50個全然別の会社を作りたいです。そこで色んなワクワクを量産したいです。
—Q.今回は特別編ということで前回の人がいないので私から質問させていただきます!!
池部:「服を選ぶときのポイントってなんですか?」
——A.渡部さん:「お!!あまり聞かれないことですね(笑)
ACID GALLERYで扱ってる服を中心に着ています。自分達でいいと思って、デザインしたりセレクトしたりしてるので、結果自社の服が多くなっちゃいますね。
最後にお客様にひとことお願いします!!
「大分のいろいろなものを発見していただけるようなお店にしたいので気軽にいつでも遊びに来てください」
聞いていて私もワクワクしてきました!!
渡部さん、ありがとうございました!!
株式会社イレクション
住所 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-34-7 3F |
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Tel | 0422-38-5806 |
Fax | 0422-38-5807 |
acidcw@gmail.com | |
Web | ACID GALLERY TOKYO |
Web | Discover BY ACID GALLERY |